
Boot Sequence(起動順序)
この機能を使って、どのデバイスからコンピュータを起動するか、その順番を変更します。
オプション設定
l Normal ― (現在の起動プロセスのみで使用可能です。) コンピュータはセットアップユーティリティで指定したデバイスの順番で起動を試みます。
l Diskette Drive ― コンピュータはフロッピードライブからの起動を試みます。 ドライブ内のフロッピーディスクが起動用でない場合、あるいはフロッピーディスクがドライブにない場合、コンピュ
ータはエラーメッセージを生成します。
l Hard Drive ― コンピュータはプライマリハードドライブからの起動を試みます。 オペレーティングシステムがドライブにない場合、コンピュータはエラーメッセージを生成します。
l CD Drive ― コンピュータはCDドライブからの起動を試みます。 ドライブにCDがない場合、あるいはCDにオペレーティングシステムがない場合、コンピュータはエラーメッセージを生成します。
l MBA ― (将来の起動プロセスでのみ使用可能です。)コンピュータが起動して、<Ctrl><Alt><b>を押すように指示されます。 このキーの組み合わせを押すと、ネットワークサーバから起動方法
を選択できるメニューが表示されます。 起動ルーチンがネットワークサーバーから使用できないと、システムは起動順序リスト内の次のデバイスからの起動を試みます。
現在の起動用のコンピュータ起動順序の変更
たとえば、この機能を使って、Dell診断プログラムを実行するためにCDドライブからコンピュータを起動するように設定できます。しかし診断テストが完了したらコンピュータがハードドライブから起動する
よう指定します。
1. コンピュータの電源を入れます(または再起動します)。
2. 画面の右上角にF2 = Setupと表示されたら、<Ctrl><Alt><F8>を押します。
ここで時間をおきすぎてMicrosoft Windowsロゴが表示されてしまったら、Windowsデスクトップが表示されるまで待ちます。 次にコンピュータをシャットダウンして、再度試みます。
使用可能な起動デバイスをすべて一覧表示した、Boot Device Menuが表示されます。 各デバイスには、横に番号があります。 メニューの一番下で、現在の起動のみに使用されているデバ
イスの数を入力します。
将来の起動用の起動順序の変更
1. セットアップユーティリティを起動します。
2. 矢印キーを使ってBoot Sequenceメニューオプションをハイライト表示し、<Enter>を押してポップアップメニューにアクセスします。
3. デバイスのリスト内を移動するには、上下矢印キーを押します。
4. デバイスを有効または無効にするにはスペースバーを押します(有効にしたデバイスにはチェックマークが付いています)。
5. 選択したデバイスをリストの上または下に移動するには、プラス(+)またはマイナス(-)を押します。
セットアップオプション
メモ: コンピュータのシャットダウンを正しくおこなうために、オペレーティングシステムに付属のマニュアルを参照してください。
メモ: 後で元に戻すこともできるよう、現在の起動順序を書きとめておきます。
AC Power Recovery ― コンピュータにAC電源が回復した場合にどうするかを決定します。
l Off ― AC電源が回復してもコンピュータの電源は切れたままです。
l On ― AC電源が回復するとコンピュータは起動します。
l Last ― コンピュータはAC電源が切れたときのAC電源の状態に戻ります。
Asset Tag ― 管理タグ番号が割り当てられている場合に、ユーザーがコンピュータに対して指定可能な管理タグ番号を表示します。
Auto Power On ― 時間と曜日を設定し、コンピュータに自動的に電源を入れることができます。 選べるのは、毎日または月曜から金曜の毎日です。
時間は24時間形式(時間:分)で表示されます。 左右矢印キーを押して、数値を増やしたり減らしたりするか、日付と時間のフィールドの両方に数値を入力して、起動する時間を変
更します。
Disabledがデフォルトです。
この機能は、電源タップやサージプロテクタでコンピュータをシャットダウンした場合には動作しません。
CPU ID ― 取り付けられているマイクロプロセッサの製造元識別コードを示します。
CPU Information
l CPU Speed ― コンピュータが起動する際の、プロセッサ速度です。
左右矢印キーを押して、常駐マイクロプロセッサの定格速度(デフォルト)とより遅い速度の間で、CPU Speedオプションを切り換えます。 このオプションへの変更はただ
ちに有効になります(再起動は必要ありません)。
コンピュータがリアルモードで実行中に定格速度と互換速度の間で切り換えをおこなうには、<Ctrl><Alt><\>を押します。 (アメリカ英語を使用していないキーボードの場
合、<Ctrl><Alt><#>を押します。)
l Bus Speed ― マイクロプロセッサのシステムバスの速度です。
メモ: フロントサイドバスの速度は133 MHzとして表示される場合がありますが、Quadポンプアーキテクチャによると効果的な速度は533 MHzです。
l Processor ID ― 取り付けられているマイクロプロセッサの製造元識別コード
l Clock Speed ― マイクロプロセッサが動作するコア速度
l Cache Size ― マイクロプロセッサのL2キャッシュの容量
Diskette Drive A ― コンピュータに取り付けられているフロッピードライブの種類です。 標準ケーブル設定では、Diskette Drive A (起動フロッピードライブ)は、最上部のフ